日電商工への入社を決めた理由と今の仕事の内容を教えてください
E・K
元々大学で英語を学んでいたのですが、前職は病院の総務で働いていました。その間も独学を続けていて、やはり英語に関わる仕事がしたいと思い日電商工に入社しました。
S・N
私も途中入社なのですが、以前は証券会社に勤めていました。金融業は形のない物を扱っているので、実際に形のある物を取り扱う企業で働きたいと思い入社を決めました。
E・K
私は製品をフランスとドイツ、中国から輸入する業務を行っています。今は電話で会話をすることもなく、99パーセントぐらいは英文のメールでやり取りをしています。
S・N
私も以前海外業務を担当していましたが、今はバトンタッチして外形図(製品の外観的な形状や寸法、施工に関連する情報を記載した図面)を描く仕事をしています。
仕事の難しさとやりがいについて教えてください
S・N
これまで設計図なんて描いたことがなかったのですが、先輩たちから教わりながらCADの使い方を覚えるところからはじめました。専門外からきたので、数学的な理解、コマンドの多さ、機械と電気の知識を身につけるのは苦労しましたが、わかるまで先輩たちが根気よく教えてくれました。自分の知らなかった新しい知識を習得するのは楽しいですね。
E・K
海外の方とメールでやり取りする際は、文字の情報だけだと伝わりにくいので、図面や写真を添付して視覚で訴えたり、時差がある分、無駄がないよう入念に推敲して書いています。ここで仕事をするようになってからはテレビ画面に港が映ると「あのクレーンはうちの製品ではないか?」と目を凝らすようになりました。自分の視点が今までの生活とは違うところにいくようになったことは、新しい世界が知れたように感じますし、うれしいですね。
転職してきた人の目から見て、日電商工の良い点はどこに?
E・K
私みたいに業界のことが全くわからない人にも、丁寧にみんなでフォローしてくれるので、畑違いなところからきても「チャレンジしたい、もっと頑張りたい」という向上心があれば受け入れてくれる会社だと思います。あと役職者との距離が近い会社だというのも感じます。社長もフランクに話しかけてくださいますし、役職者も常に私たちのことを気にかけてくれているので、安心感があるというか、ありがたく感じます。
S・N
同感です。私は結婚して出産を2回しているんです。産休と育休をそれぞれとって戻ってきてからも変わりなく働いています。基本的には定時で帰って、忙しいときは、夫や母に頼んだりして調整しています。他の同僚も男女関係なく「子供の熱が出たから迎えに行く」と早退しています。今でも「有給はとらないもの」が暗黙の了解の会社はありますが、日電商工ではそんなことはありません。女性でも働きやすい職場だと思います。
今後、どんなことにチャレンジしていきたいですか?
S・N
これまで海外業務、設計業務をやってきましたが、それらの関連業務として見積業務も学んでいきたいです。今は営業スタッフから電話があって聞かれたときに答えられないのが申し訳ないのです。私が知識を身につけることで前後の工程がスムーズに運ぶなら、なんとか頑張っていきたいと思っています。
E・K
私は、今は見積業務を勉強しているんですが、S・Nとは逆で、製品の構造を理解できていないところがあるので、製品の知識を身につけて靄がかかった部分をクリアにしたいです。そうすることで海外業務も日常業務ももっとスムーズに行えると思います。
あとは信頼を得られる人になりたいです。業務のなかで「それならE・Kに任せればいいんじゃないか」など、困ったときに私の顔を思い浮かべてくれる人が一人でも増えるよう努力を続けたいです。私は性格的に「誰かのサポートをする」のが向いているので、そこはより活かしたいです。
S・N
実は今「倉敷工場の生産力を上げるためのプロジェクト」というのに若手中心で取り組んでいます。設計、資材、組立、品質保証など各部署が交流する形で、自分たちの職場の未来を考えようというコンセプトで動いています。部署を越えてコミュニケーションをとることで、社内の風通しもよくなってきたと思います。個人的にも、職場の雰囲気を少しでも明るくできる存在になれればいいなと思っています。